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目的半分、暇つぶし半分。

文章力をあげるため、そしてなにより暇つぶし。

アルバイト  対人スキル向上術

今回のテーマは、アルバイト。前回の「掃除」で出来がよくなかった分もここで奮起して、いい記事をと意気込む。そんなわたしをおもんばかったのか、相方は「アルバイト」というとても書きやすいテーマをチョイスしてくれた。この絶妙なパスをしっかりゴールにつなげたい。


接客業には向かない


アルバイト。大学生では色々なアルバイトをしました。トラックへの荷運び、食品工場、清掃員、そしてプログラマー・・・などなど。肉体労働から頭脳労働まで実に幅広くやってきたのです。

でも、唯一やっていない業種があります。サービス業です。もっというと接客業全般。

なぜかといえば、私には接客業は不向きだという自覚が植え付けられているからです。きっかけは選挙事務員でのバイト。スリッパで投票所であった学校の校門まで行くと、おっさんが近づいてきて、突然、激昂。


「お前、なんで土足なんだよ!?」
「ちゃんと雑巾で拭けよな!!!」
「こういうやつが、〇〇市をダメにするんだ!!!!」


土足で、この言われよう。あっけにとられて、ただただ申し訳ありませんとしか言えませんでした。後で市職員から「おれもあいつにブチギレられたことあるんだよ」「ああいうやつはさ、はいはい言って適当に聞き逃せばいいんだよ」なんてフォローされ、慰められました。大学1年のまだ夏になるまえの時期です。世の理不尽さにまだ慣れていない自分にとっては大変ショッキングな出来事でありました。

この体験から、接客をする仕事は向いてないと悟りました。クレーマーに謝罪は形だけにして、頭の中は別のことを考えればいいなんてことができないくそ真面目人間には明らかに不向きな職種だよなと思ったからです。この判断は現時点でも、正しいと思っています。

ひねくりだした対人スキル

そんなこんなで、いくら接客を避ける仕事に就いたとしても、同僚とのコミュニケーションは避けられません。しかもクレーマーよりタチが悪いのは、クレーマーは時間さえ過ぎればいなくなりますが、同僚はほぼずっと一緒にいなければならないことです。つまり、良い関係を構築できないと、気まずい雰囲気のまんま仕事しなきゃならんのです。

退職を回避できた理由第1位「同僚との良好な関係」
男性、女性ともにイライラの解消法は「誰かに話す」が1位に選出!

(日本アンガーマネジメント協会 調べ)

これは正社員を対象にした調査です。でも、アルバイトだって変わりはありません。同僚と良い関係を築けないとなると、悪口の1つも言い合えないような人間関係ではどんなに労働環境がホワイトでも人間関係のせいで一気にブラックへと変貌するのです。

接客業ができるほどの持ち前のコミュ力があれば職場はなんとかしのげるでしょう。でも、接客業を諦めた人間は高度なコミュ力を持ち合わせていません。それでも場をやりすごすため、頭を働かせなければなりません。

そこで、以下ではそんな持ち前のコミュ力がない人間が頭を働かし、体得した対人スキルを披露します。この対人スキルは、食品製造工場で体得したものです。この工場では常に労働者がイライラしており、時には取っ組み合いのケンカが勃発するような、またGがカサカサと音を立てるような極限の環境でした。そんな環境で培ってきた対人スキルですから、効果はあると自負しています。

1. 相手の質問に対して最小限の答えをしてはいけない

例えば、同僚が「俺さ、こんな失敗しちゃってさー」なんて話しかけてきたとします。そんなときに

わたし:「へー、そうなんですか」

で終わらしてはいけません。こういう最小限の対応をすると話が膨らまないし、相手方は「こいつは俺と話したくないのかな」と思われてしまいます。こういう時は必ず、2言目を付け足すのです。「私も、これこれこういう失敗をしちゃって〜〜」というように。自分に関する情報を付け加えるとgood。コツとしては「はい・いいえ」で返答しないことを意識すること。

別に同僚と仲良くしたくないんだけどという声があるのは重々承知です。でも、ここは我慢です。これも労働なんだと思って割り切りましょう。なにも会話のラリーを続けろと言っているのではありません。「あなたから声をかけられることを不快だと思っていませんよ」ということが伝わればいいのです。ですから、2言目を付け加えるだけで十分。



2.相手方の仕事を手伝う。

相手方がミスをしたら、積極的に尻拭いをしてあげましょう。恩を売れば大抵の人間は邪険に扱うことはしません。そこで、「私も以前、同じミスして怒られた〜」なんてことが言えればさらなる良い関係が樹立できます。相手の失敗は良い関係を気づく絶好のチャンスです。行動しましょう。積極的に恩を売りましょう。


以上、アルバイトで体得したささやかな対人スキル向上術2つを紹介しました。この対人スキルを実行した結果、3週間で体重が5kg痩せてしまうような過酷な労働環境もなんとか乗り切ることができ、悪口を言い合えるような同僚が2人も、なんと2人もできました。ささやかな術ではありますが、効果はてきめんです。悪口を言い合えるような仲間がいればきつい仕事も案外なんとかなるもの。アルバイトでの人間関係を良くしたい人、是非ともおためしあれ。